[ 10/02/2020 ] Labels: 75.Resonance
Currently 1500 measurements (or more) have been carried on about the response/resonance of cello.
Measurement points on/for cello are following four positions :
-1: around 10 to 15 cm over upper hemisphere of top-plate ( by small sound microphone )
-2: around 10 to 15 cm over bottom hemisphere of top-plate ( by small sound microphone )
-3: on tailpiece, a tuner microphone is held on by a rubber band as a same manner.
-4: on endpin tip, another tuner microphone is held on by a rubber band as a same manner.
It is unfair to compare directly the amplitude between audio microphones and tuner(contact) microphones, however the results are very acceptable because the result amplitude reminds us the feeling when our fingers actually touched at top-plate, tailpiece and endpin.
A number of planned measurements, the conditions are attached below, will probably finally show us a rough overall picture of response/resonance of cello: which tone, which condition makes endpin/tailpiece resonate, when and why.
測定機器とマイクの設定を改めて統一して、ともかく多数・広範囲に測定して、チェロのレスポンスと共振状態の全体像を調べている。
これにより、どの音がどう響いているか、床との関係でチェロの響きが変化するのか、エンドピンとテールピースが何時共振しているのか、全体像が見えるはずである。
この一連の測定で改めて注意・見直した点は次の通りである。
(1)測定点はわかりやすいように上から下へ、①表板上部の10-15cm上、②表板下部の10-15cm上、③テールピース、④エンドピン先端 の順とした。 (エンドピン無の場合は、④=テールピン直下を測定)
(2)①②の音声マイクは直近の表板の振動をとらえいてるはずである。なぜなら表板の物理的振動速度に比べて空中の音速は 100倍以上に高速であるから。
③④のチューナーマイクはテールピースやエンドピンの物理的振動をとらえる。これらのアクセサリーは表面積が小さく重いためにそれ自身はほとんど音波を生成することは無い。①②と③④の振幅強度を直接比較するには無理があるが、指で触れば胴体もエンドピンも各々明確に振動していることが解る。この経験値は今回のオシロスコープの振幅と大きな違和感はない。
③④のチューナーマイクについては接触状態によって振幅に差がでることがあるので、ゴムバンドを使って同条件となるよう注意を払った。(3)測定者の右手の強度によって発生する音の振幅が変わるが、今回は絶対値ではなく、①②の平均値に対する③④の相対値を比較することとする。
現在 1500ケ 以上の測定が進行中である。