[ 10/29/2021 ] Labels: 52.Endpin-Resonance2
Resonance for high tones:442 Hz-884 Hz(/937 Hz) was studied on A-string at two cellos.
At this high tone area, the leading resonance parts of the instrument seems shifting from cello body to tailpiece-gut-endpin group.
Sometimes tailpiece resonates fiercely because their dimensions or the mass probably respond to the given frequency. Nevertheless the more serious impact to the sound might be driven by endpins because endpins are directly fixed with body.
Endpins also seems having a resolute resonate frequencies in high tone area. Probably the fundamental frequency of the bar/pipe-shape endpins will exist near there. Tailgut is also suspicious.
This inconvenient resonance is mechanically brought by the floor by fixing the tip of endpin and amplified the tailpiece-tailgut-endpin(-group) resonance.
The relative comparison(% basis) between (a:)endpin/tailpiece and (b:)average of front & back microphones will be more helpful to understand the resonance tendency.
A線上の高音域:A(442Hz)-A#(937Hz)でのテールピースとエンドピンの共振挙動を見た。
(1)高周波域では筐体(:音)の振動振幅が小さくなり、逆にテールピースやエンドピンの振幅が大きくなってくる。
音波とテールピースなどの部材の振動強度を直接比較することはできないが、低音域から連続して調査してきた傾向として、振動の主体が筐体からテールピース・ガット・エンドピンのグループへシフトしていることがわかる。
(2)Cello1ではテールピースの振動強度が特に大きい場合があった。テールピースはそれ自体の質量・ディメンション等の理由によって共振特性が顕著に変わるように見える。エンドピンも特定の長さ・周波数の時に大きく共振する。しかし直接筐体に固定されているという観点から、音質・響きに対してはエンドピンの方が直接的であり影響が大きいと思われる。
(3)高周波域でエンドピンの顕著な共振周波数がある理由として、エンドピンという棒の基本振動数がこの近くに存在する可能性が強いと言える。(あるいは振動する弦の長さと関係があるかもしれないが) テールガットが共振している可能性がある。この歓迎されない現象は床がエンドピンの先端を固定することにより、テールピースまでの直列グループとして振動増幅させてしまうことによる。
「mV」で比較するよりも、二つの音声マイク(Front + Back)のmV平均値との相対比較「%」の方がわかりやすい。